ニューヨーク出身のエレクトロニック・ポストパンクトリオ The Wantsが、6/13にSTTTからリリースしたニューアルバム『Bastard』より、'Disposable Man'を公開！
Bodegaの創設メンバーで ONWE名義でも活動していた Madison Velding-VanDamを擁するバンド。
音の豊かさはありつつ一貫した緊張感のあるムードとその陰鬱さが素晴らしかった作品。以下で語られる内容から分かる通り、この曲がその全体の雰囲気を決定づけていると思います。
“My father died at the beginning of 2020, left dead on the floor of his trailer for 8 days before being found,” “He was complicated; intelligent, intense, and hardworking, but his life was marked by isolation, debts, and addictions. He was respected in certain ways, but not well-liked—a man with a violent temper who left a complex legacy. Following his death, I learned a lot about the way he lived, and it was clear that despite our distance, we had more in common than I wanted to admit.”
2020年の初めに父が亡くなりました。彼の遺体はトレーラーの床に倒れたまま、8日間も誰にも見つけられなかったんです。彼は複雑な人物でした。知的で情熱的で、勤勉でもありましたが、その人生には孤独や借金、依存がつきまとっていました。ある面では敬意を払われていたものの、好かれていたわけではなく、激しい気性を持つ人間で、複雑な遺産を残しました。彼の死後、私は彼の暮らしぶりについて多くを知りました。そして、たとえ距離があったとしても、自分と彼の間に思っていた以上の共通点があったことを痛感しました。
Posted on
