NEW

Far Caspian、'Pet Architect'のMVを公開

Far Caspian

イングランド/リーズ拠点のプロデューサー・ミュージシャン Joel Johnstonによるソロプロジェクト Far Caspianが、6/21にTiny Library Recordsからリリースしたニューシングル『Pet Architect/Heirloom Pt. 1 & 2』より、'Pet Architect'のMVを公開!

制作は Alistair Nicholls。

'Pet Architect'は7/14に発売するニューアルバム『The Last Remaining Light』収録曲。

初めて聴いたのが2015年前後で、それからずっと楽曲を発表したり、ツアーを行なっている印象。この印象が一度も途切れることなく今も続いてるその安定感が本当にすごいし、近年では若手のサポートもしていて頼もしい人だなって思います。

 

“I wrote Pet Architect after a Crohn’s flare up I had on tour that made me feel alienated from the rest of the group. I try my best not to feel sorry for myself or dwell on my situation but certain times have pushed me into frustration. In that moment all I wanted was to feel ‘Normal’ instead of lying on the floor in pain in the airport baggage claim. Whenever I got home I was in the headspace of wishing I was back to how I was before my diagnosis. I was reading about Japanese architecture and how they filled in tiny spaces on the street between buildings with condensed buildings and I felt like that worked as a metaphor for how I felt being pushed into an illness that wasn’t there previously.”

'Pet Architect'を書いたのは、ツアー中にクローン病が悪化し、他のメンバーから疎外感を感じたことがきっかけだった。自分を哀れんだり、自分の状況に思い悩んだりしないように頑張っているんだけど、ある時期からフラストレーションが溜まってしまったんだ。そのとき私が望んでいたのは、空港の手荷物受取所で床に横たわって痛みに耐えているのではなく、『普通』を感じることだった。家に帰るといつも、診断前の自分に戻りたいと願っていた。私は日本の建築について読んでいて、建物と建物の間にある小さなスペースを、いかに凝縮された建物で埋めているかということを知り、それが私が以前はなかった病気に追い込まれている気持ちのメタファーとして機能しているように感じたんだ。