カナダ/ウィニペグ拠点のフォークロックバンド Virgo Risingが、8/23にHouse of Wonders Recordsからリリースしたニューシングル 'Nail Biter'を公開！
Virgo Risingは Emily Sinclair, Lauren Wittmann, Jenna Wittmann, Isaac Tateの4人組。2018年に結成し、2021年にデビューEP『Sixteenth Sapphire』を発表。
'Nail Biter'は10/13発売のセカンドEP『Vampyre Year』収録曲。Liam Duncan (Boy Golden)がバンジョーで参加し、プロデュースは Adam Fuhr、マスタリングは Donavan Ostapowich (Tinge, Tired Cossack, Good Bandits)が担当。
「素晴らしい作品を創り上げることに全力を注ぐのであれば、メンバーは2作目のあらゆる面で拒否権を持たなければならない」というルールのもと、全パートを互いの合意なしではOKにならないストイックさで制作に臨んだ結果、バンドは疲弊し、進捗は遅くなったそうで、最終的に2週間のレコーディングで完成したのはこの曲だけだったとのこと。それから丸1年間スタジオに戻らなかったっていうから相当厳しかったんでしょうね。
今年1月にスタジオでプロデューサーのAdam Fuhrを交えて演奏したときに前述の重荷は取れたようで、EPの残りの部分がわずか数日で完成したとのこと。
余談ですが、昨夏に同郷のアートロックバンド Yes We Mysticが新作発表とともに解散することを書きました。バンドの練習場所がメンバーのAdam Fuhr主導でスタジオ兼レーベルに変わり、この終わりとそれから始まることをチェックしていきたいですねーみたいな内容だったんですけど、まさにその始まりを感じさせるバンドです。やっぱりローカルへの貢献度がすごかった。
