NEW

Malu Pierini、'Bernard'のMVを公開

Malu Pierini

デンマーク出身のソウルアーティスト Malu Pieriniが、10/24にリリースしたニューシングル 'Bernard'のMVを公開!

Malu Pieriniはデンマーク系コルシカ人のシンガー。

クラシック音楽と現代音楽のバックグラウンドを持つ人物で、北欧のソウル・ポップスと1960年代のシャンソンを融合させたサウンドが特徴です。

'Bernard'は1月発売予定のデビューアルバム収録曲で、プロデュースは Nicholas Kincaid, Oliver Kincaid (Mina Okabe, Phlake, Scarlet Pleasure)。

自身のルーツと家族の歴史を深く掘り下げた作品。この曲は、コルシカ島の小さな山村で育ち、1960年代の活気あふれるパリでキャバレーの演出家を務めていたという祖父へあてた楽曲です。ちなみにこのMVも自分で作ってて、とても魅力的な風合いです。

 

“As a child, my mother always said I looked exactly like him,” “When I look at old photos, the resemblance is almost uncanny. I’ve always been fascinated by his colorful world, and I think I’ve inherited his love of storytelling — the urge to create spaces on stage for emotion. But the grandfather I knew was calm and gentle. He later developed dementia, so there are many questions I never got to ask him. ‘Bernard’ is my way of finding balance in his story and my own — and of understanding how much of him still lives within me.”

子どもの頃、母はいつも「あなたは彼にそっくりね」と言っていました。昔の写真を見ると、驚くほど似ていることに気づきます。私はいつも祖父の色鮮やかな世界に魅了され、物語を語る情熱、つまり舞台上で感情を揺さぶる空間を創り出そうとする衝動を受け継いでいるのだと思います。でも、私が知っている祖父は穏やかで優しい人でした。のちに彼は認知症を患ったので、聞きたかったけれど聞けなかったことがたくさんあります。'Bernard'は、彼の物語と自分自身の物語とのあいだにバランスを見つけるための私なりの方法であり、そして彼のどれだけの部分が今も私の中に生きているのかを理解するためのものです。

 

Bernard
Malu Pierini